茨城県ひたちなか市にある「旅館 海楽」。
阿字ヶ浦海岸までは徒歩1分、ネモフィラやコキアで有名な国営ひたち海浜公園までは車で約5分の近さです。
お宿は全体的に良く清掃されていて清潔感があり快適に過ごせます。
大浴場も完備されています。
夕食、朝食は、地元の旬の食材を中心としたお料理を堪能できます。
今回は、こちらの「テラスから海が見えるお部屋」に実際に宿泊した筆者が、お宿を徹底レビューします!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 「旅館 海楽」が良さそうだけど、実際どうなんだろうと迷っている人
- 阿字ヶ浦で、海のそばの宿を探している人
- 朝一番でひたち海浜公園に行くために、前泊できる宿を探している人
お勧めする理由
早速ですが、結論から言います!
「旅館 海楽」をお勧めする理由
- ひたち海浜公園まで車で約5分!
- 阿字ヶ浦海岸の浜辺まで徒歩1分!
- 清掃が良くされていて清潔感がある
- 和風の宿で、全6室ということもあり落ち着いた雰囲気
- 食事が美味しい
「テラスから海が見えるお部屋」をお勧めする理由
- 海が見える
- 「海が見えないお部屋」よりもやや広く、5名まで宿泊可
ホテルの概要
どんな宿?
「旅館 海楽」は、茨城県ひたちなか市阿字ヶ浦町にあります。

阿字ヶ浦は、約1.2kmも続く白い砂浜を有する遠浅の海岸で、弓なりに弧を描いた美しい海岸線を有しており、夏には県内外からたくさんの人が訪れます。
「旅館 海楽」はそんな阿字ヶ浦海岸の浜辺から徒歩1分のところにある、和風の小さな旅館です。


また、ネモフィラやコキアで有名な「ひたち海浜公園」までは車で約5分という近さです。
ひたちなか市は勝田などにもホテルはありますが、朝の通勤時間帯に「ひたち海浜公園」へ行くには渋滞が心配です。
ですが、阿字ヶ浦方面から行くと渋滞とは無縁なので、朝、なるべく早く「ひたち海浜公園」を訪れたい人は、阿字ヶ浦で宿をとることをお勧めします!
ちなみに、私は今回ネモフィラの時期に宿泊しましたが、「旅館 海楽」では、「ひたち海浜公園」の前売り券の取り扱いがありました。
ピーク時期の休日などは当日券を買うのにも並ぶそうなので、こちらで前売り券を購入することをお勧めします!
アクセス
・電車で来る場合
ひたちなか海浜鉄道の終点、阿字ヶ浦駅から徒歩5分です。
・車で来る場合
ひたち海浜公園ICから約5分です。
駐車場は建物のすぐ隣です。
海水浴で宿泊するお客さんは、当日朝より、翌日チェックアウト後の夕方まで駐車場が無料で利用できるそうです。
建物のつくり

2階建てのお宿で、和風のお部屋です。


玄関、フロント、ロビーは一階です。

綺麗なロビーです。飲み物の自動販売機もあります。

お食事会場や浴室も一階です。
写真手前がフロント、廊下の左側がお食事会場、突き当りが大浴室とトイレ。右側は小さなお庭です。

大浴室を背にしてフロントをみたところ。左側にかわいい飾りがあります。

客室は2階で、階段で上り下りします。
こちらは2階の廊下。写真右側が階段です。

かわいい置物や飾りがあります。
客室は、「テラスから海が見えるお部屋」(1部屋)と、「海が見えないお部屋」(5部屋)の全6部屋です。
全室、テレビ、トイレ、風呂、冷蔵庫、冷暖房付きです。
予約方法
現在のところ電話予約のみのようです。
じゃらんや楽天トラベルなど大手旅行予約サイトでは取り扱いがありません。
宿泊は1部屋2名以上で受け付けているそうです。
1泊2食付のほか、素泊まりも可です。
料金の詳細は公式HP(http://www.ryokan-kairaku.com/index.html)をご確認ください。
チェックイン・チェックアウト
チェックインは午後3時から、チェックアウトは午前9時30分までです。
客室:「テラスから海が見えるお部屋」(10畳)
広々とした和室と海が見えるテラス
階段を上がって右手の廊下の突き当りが「テラスから海が見えるお部屋」です。

部屋の戸を開けると、広々とした踏込と次の間があります。
戸の正面は押し入れです。

手すりも付いていて、年配の方でも安心です。

本間は部屋の入口を入って右側にあります。
本間の手前の右側にユニットバス、左側に押し入れという配置です。

本間は10畳で、広縁付きです。
落ち着いた和風のお部屋です。

服用の押し入れ、テレビ、床の間です。かわいい掛け軸が掛かっています。

写真左側が部屋の入口です。

テレビの下に金庫や冷蔵庫があります。


本間から部屋の入口を見たところです。

お布団は夕食を食べている間に敷いてくれます。


こちらは広縁と広々としたテラス。スリッパも用意されています。

写真左側が床の間、真ん中が広縁、一番右がテラスで、奥に海が見えます。
旅館の東側に建物があるため、180度の大パノラマというわけにはいきませんが、阿字ヶ浦の美しい海が見えます。

こちらは、テラスから見える夕方の阿字ヶ浦。

テラスから見える朝の阿字ヶ浦です。
お部屋の方に戻ります。


こちらは本間の手前にあるユニットバス。
トイレは残念ながら温水洗浄便座付きではありません。
1階浴室の隣のトイレは温水洗浄便座付きなので、必要であればそちらを利用するといいと思います。


洗面台は本間の手前にもあります。
洗面台が2台あると朝の支度の時とても便利です。
アメニティ・備品


服用の押し入れに浴衣類が入っています。
お持ち帰り可のアメニティには次のものがありました。
- 旅館の名入りタオル
- 歯ブラシセット
お宿の備品としてのアメニティ類は次のとおりです。
- 浴衣
- バスタオル
- ドライヤー
- ハンドソープ(洗面台のところ)

お部屋のお風呂(ユニットバス)には次のものがありました。いずれもミニボトルです。
- シャンプー
- リンス
- ボディーソープ
1階の浴室には次のものがあります
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- ドライヤー

お会計の時に、旅館のオリジナルタオルをいただきました!
2025年のカレンダーと干支のヘビのイラスト、旅館名がプリントされています。
お茶セット

お茶セットが本間に用意されていました。
清潔感
お部屋はとても良く清掃されていて、清潔感がありました!
お宿は12年くらい前(2013年頃?)に建て替えたらしいです。
築浅ということもありますが、お宿全体がよく清掃されているため、とてもきれいです。
おかげさまで快適にすごせました!!
大浴場
大人3人でも入れるくらいの大きさの共同浴室が1階にあります。

写真両側の扉が浴室、真ん中二つがトイレです。
浴室は男女別ですが、私たちが宿泊した時はお客さんが全部で二組だったため、一組ずつ別々のお風呂を使用することができました。
画像出典:旅館 海楽(http://www.ryokan-kairaku.com/index.html)
洗い場にはシャンプー、コンディショナー、ボディーソープがあります。
脱衣所にもドライヤーがありました。(お部屋にもあります)
食事

お食事会場は一階の宴会場です。
お料理は地元の旬の食材を中心としたもので、女将さんが作っているそうです。
夕食
夕食は夜6時30分からです。
手の込んだお料理が多く、旬の美味しいものも頂けて大満足のお夕食でした。

最初のお料理がセットされています。

まずは梅サイダー(アルコール入り)から。
ちなみに、茨城県には梅で有名な偕楽園があります。

海老と、えだまめ。上に載っているのは、くるみが入ったたれです。

お肉は茨城県の常陸牛(ひたちぎゅう)。お口の中でとろけてとても美味しかったです!!

ハマグリのお吸い物が運ばれてきました。
とても出汁が効いていました。

タケノコごはんと青さの味噌汁、自家製漬け物。
普段は白米らしいのですが、今回宿泊したのは4月末でタケノコの季節だったため、特別にタケノコご飯を頂くことができました。
美味しくておかわりしてしまいました!

お刺身は、左からヒラメ、マグロ、カンパチ。

さわらの西京焼きは絶品でした!!

一番奥の丸い薄茶色のものは、ジャガイモをしんじょにして、中にひき肉を入れたお料理だそう。上に生姜が載っています。
こちらも絶品でした。

お食事の最後はさっぱりとホタルイカの黄身酢あえ。

食後のデザートは、キャラメルシフォンケーキ、鉾田のメロン、アイスでした。
どれも美味しかったです♪
メロンは北海道が有名かもしれませんが、実は、茨城県鉾田市もメロンの産地です。
6月頃になるとメロン狩りができる農家もあります。
沢山の美味しいお料理をいただくことができて大満足です♪
朝食
朝食は朝7時から。

焼き鮭、昆布、梅干し、漬物、目玉焼、サラダ、納豆、のり、ひじきの煮物、ご飯、味噌汁といった和食のメニューです。
ちょうどいい量と内容でした。

食後は挽き立てのコーヒー!地元の「サザコーヒー」さんのものだそう。
深みのあるお味で美味しいです。
周辺観光
- 阿字ヶ浦海岸
約1.2kmの白い砂浜が弧を描く、美しい海岸で、茨城県内有数規模の海水浴場です。
旅館から徒歩1分です。
- 国営ひたち海浜公園
ネモフィラやコキアの時期は大勢の人でにぎわいます。
旅館から車で約5分です。
- 那珂湊おさかな市場
新鮮な魚介類を手ごろな価格で販売しています。お寿司屋さんなどもあります。
旅館から車で約15分です。
- アクアワールド大荒水族館
サメとマンボウが有名な、日本でもトップクラスの展示内容を誇る水族館です。
旅館から車で約20分です。
おみやげ
茨城県のおすすめのお土産、水戸の梅と干し芋は、こちらの記事にまとめています。
ぜひご覧ください!
まとめ
「旅館 海楽」は、阿字ヶ浦での海水浴だけでなく、ひたち海浜公園にも近い、大変便利な場所にあります。
お宿の方も優しく、清潔感のあるお部屋と美味しいお料理で快適な時間を過ごすことができます。
ひたちなか市に行く際は、是非泊まってみてください!