「鬼怒川温泉あさやホテル」は、栃木県の鬼怒川温泉にある明治21年創業の老舗ホテルです。
空中庭園露天風呂をはじめ、夜は約100種類、朝は約60種類の和洋中のお料理が並ぶブッフェ、大型ホテルならではの充実した館内施設が自慢です。
客室も貴賓室・特別室からお手頃価格のツインルームまで、幅広いタイプが用意されています。
今回は、「鬼怒川温泉あさやホテル」の「八番館ベッド付き和室」に実際に宿泊した筆者が客室を徹底レビューします!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 「あさやホテル」の「八番館ベッド付和室」が良さそうだけど、実際どうなんだろうと迷っている人
- 「あさやホテル」でベッドのお部屋を探している人
- 「あさやホテル」でベッドと和室の両方がある部屋を探している人
お勧めする理由
早速ですが、結論から言います!
「鬼怒川温泉あさやホテル」をお勧めする理由
- きらびやか、かつ解放感のある館内で、非日常を味わえる
- 空中庭園風呂や大浴場など、温泉が充実している
- 夕食、朝食ブッフェの品数が多い!栃木の食材や料理も楽しめる
- 売店やロビー、ラウンジ、遊戯施設などが充実している
「八番館ベッド付き和室」をお勧めする理由
- 広々とした、落ち着いた上品な和洋室で高級感を味わえつつも、手ごろな価格
- ソファーでも和室でもリラックスできる
- 2人で泊まった場合でも、ベッドか布団か選べる
- アメニティが充実している
- 清潔感があって快適
- 「プレミアムラウンジ」を利用できる
ホテルの概要
「鬼怒川温泉あさやホテル」は、栃木県鬼怒川温泉にある1888年(明治21年)創業の老舗ホテルです。
鬼怒川が流れる渓谷に沿って建てられており、お部屋の向きによっては鬼怒川を眺めることができます。
全部で192室の客室がある大型ホテルで、温泉をはじめとした館内施設やブッフェがとても充実しています。
アクセス
・電車で来る場合
東京方面から来る場合、「東武浅草駅」から特急スペーシアで約2時間、「JR新宿駅/池袋駅/大宮駅」からきぬがわ号で約2時間です。
「鬼怒川温泉あさやホテル」の最寄り駅は、東武鬼怒川線の「鬼怒川温泉駅」です(「鬼怒川公園駅」も近いですが、駅からホテルへの交通の便が悪いです)。
「鬼怒川温泉駅」からは、各旅館を循環するダイヤルバスで約8分です(大人¥300 / 子ども¥150)。
ダイヤルバスの最新の時刻表は、日光交通のHPをご確認ください。
・車で来る場合
東北自動車道「宇都宮I.C」→「日光宇都宮道路」(有料高速道路)で約30分→「今市I.C」で降り、国道121号線で約25分です。
建物のつくり

「鬼怒川温泉駅」と「鬼怒川公園駅」の間の車窓から見える「鬼怒川温泉あさやホテル」です。
ホテルは鬼怒川沿いに建てられていて、車窓から見える側が鬼怒川に面しています。
写真では写っていませんが、建物よりも下の方に鬼怒川が流れています。
建物は「秀峰館」と「八番館」の2つに分かれており、連絡通路でつながっています。
「秀峰館」は1階から13階まで、「八番館」は地下1階から7階まであります。

ホテル入口は鬼怒川の反対側(=車窓から見える面の反対側)、「秀峰館」の6階にあります。
鬼怒川の水面よりだいぶ高いところになります。
フロント、ロビー、「八番館」への連絡通路も「秀峰館」6階にあります。

こちらがホテル入口。きらびやかです。

写真左側がフロント、中央奥がホテル入口です。

「秀峰館」の建物の中央は吹き抜けで、「鬼怒川温泉あさやホテル」のシンボル的空間となっています。

吹き抜けの角にあるクリスタルエレベーター。ガラス張りの窓が吹き抜け側に付いており、移動しながらホテル内部を見ることができて面白いです。

「秀峰館」の上階の通路から見るとこんな感じです。
吹き抜けの一番下のフロアに当たる3階には、パイプオルガンやくつろぎスペース(ソファなど)があります。

パイプオルガンは、午後2時から9時まで自動演奏が行われていました。手前のソファに座ってゆったりと楽しむこともできます。
「八番館」の場所

「八番館」へは、フロントを正面に見た時に左にある通路をまっすぐ進んで行きます。

途中、通路右手にお菓子など食べ物を主に取り扱うお土産屋さんが、「八番館」の入口手前の左側にはコスメや洋服などがメインのお土産屋さんがあります。

「八番館」の入口(写真左)を入り、右手に伸びる短い通路(写真右)を抜けると、「八番館」の建物に着きます。
「八番館」は地下1階から地上7階までの8階建てです。
地下1階は大浴場、1階は料亭「日光」、6階は「プレミアムラウンジ」があります。
客室は2階から7階です。
チェックイン・チェックアウト
標準的なチェックイン時間は午後3時からです。
とはいえ、それより前に受付をすることもあるようです。
私は午後2時前にホテルに着いたのですが、到着後すぐにフロントで受付をしてもらえました。
受付の方曰く、「午後3時前でも、お部屋の準備ができ次第、お部屋の鍵をお渡しします」とのことでした。
フロント付近のソファーやお土産屋さん、あるいは「八番館」の「プレミアムラウンジ」(詳細は後述)で待っていてもお声がけしてくださるそうです。
実際、私たちは「プレミアムラウンジ」にいたのですが、午後2時40分過ぎにスタッフの方が部屋の鍵を持って来てくれました。
標準的なチェックアウト時間は午前10時までです。
客室:八番館ベッド付き和室
上品で広々とした空間
「鬼怒川温泉あさやホテル」の「八番館ベッド付き和室」の広さは57㎡ととても広く、和室10畳、ベッド2台(シングルサイズ)、広縁(ソファーとローテーブルが置いてある空間)があります。
バルコニーもあります。
定員数は、一室5名までです。

こちらがお部屋の前の通路です。5階の503号室に泊まりました。

お部屋の入口の戸の手前に、格子の片引き戸があります。
用途がよく分からなかったのですが、珍しいのとお洒落なのとで、テンションが上がります♪

部屋のドアを開けたところです。踏込は広々としていて快適です。前室(踏込みと主室の間)は畳です。

下駄箱の上には炭がおしゃれに置いてありました。壁に掛かっているタペストリー(?)も素敵です。

靴箱の中には、Mサイズ(3つ)、Lサイズ(3つ)、LLサイズ(1つ)のスリッパが用意されていました。Shoe Porisher、靴ベラもあります。

和室、ベッドルーム、広縁です。和室は市松模様が美しい畳の部屋で、10畳あります。

和室から部屋の入口の方をみたところです。
座椅子の座布団がフワフワで快適でした。殿様みたいな肘置きは座椅子と独立しており、好きな位置に動かせます。

床の間もあります。その横には32型液晶テレビも。
インテリア小物は紫系の色で統一されていました。
テレビの前には「館内情報をスマートフォンで!」という案内がありました。
アプリダウンロード不要で、QRコードを読み込むだけで館内情報を見ることができます。お風呂の混雑状況などがわかり、とても便利です。

床の間にお部屋の鍵を入れて持ち運ぶための巾着袋があったり、和室の座卓に折り鶴があったりしました。
また、時計やアクセサリーなどの小物を置くのに便利ジュエリートレイもありました。
小さなところに細やかな気遣いを感じます。

床の間の反対側は押し入れ(寝具類がある)とクローゼット、その左は広縁です。

クローゼットの中には洋服掛けのほか、浴衣などのアメニティ、金庫がありました。
クローゼットは高さがないため、ロングコートなど、長めのお洋服をそのまま掛けられなかったのが少し不便でしたが、綺麗なのはよかったのです。

こちらはベッドルーム。シングルサイズのベッドが2台あります。
マットレスはシモンズ製です。私感では柔らかめです。
布団は羽毛布団が一枚でした。宿泊したのは3月でしたが、十分暖かかったです。
枕は2つあり、一つがソフトタイプ。もう一つは片面がソフトタイプ、もう片面が固めのものでした。

ベッドとベッドの間は狭めです。
ベッドサイドテーブルはありませんが、枕より少し上の高さの辺りに、リモコンが置いてある小さな棚があります。スマホはここに置けます。

足元の壁の上方には、26型液晶テレビがあります。
寝転がりながらテレビが見られるのがよかったです。

奥側のベッドの横はガラス戸です。
その外側には雨戸があるので、寒い時や、朝のまぶしい光が嫌な人は雨戸を締めることができます。
ガラス戸はたぶん2枚ガラスで、結構厚みがありましたが、寝相が悪くてガラスを割るのが心配な人は、手前側のベッドに寝た方がよさそうです。

なお、2名での宿泊で、「やっぱり布団で寝たい」という場合でも和室に布団を敷いてくれます。
私も布団を用意してもらいました。布団のマットは適度に厚みがあり快適に眠れました。
また、布団と一緒に用意してくださった枕以外に、押し入れには別のタイプの枕(2面に分かれていて固さと厚みが違う)も入っていましたが、ホテル側ではソフト枕、低反発枕、ソバ枕も用意しているそうで、フロントに連絡すると希望の枕を届けてくれます。


こちらは広縁です。ベランダ付きです。
ソファーは、低めで奥行きがあり、座り心地がとても良かったです。
腕の部分の木材も滑らかで肌触りがよく、とてもリラックスできました。
テーブルの上に時計があったのですが、ここの位置にあるのが結構便利でした。
1人掛けソファーの裏に姿見鏡、横にタオル掛けもあります。

なぜか広縁とベッドルームの間にふすまがあるのですが、ソファーに阻まれて通ることはできません。玄関の格子戸と同様に謎な造りです。

広縁と和室の間に障子戸が3枚あり、部屋を仕切ることができます。
広縁のカーテンは遮光です。真っ暗にして寝たい人にはありがたいです。

広縁からはバルコニーに出ることができます。
今回宿泊した部屋(5階)からは、道路や電車、廃墟ホテルが見えました。
電車が通過する時間を狙って、廃墟とともに写真に収めるのもいいかもしれません。

下方には鬼怒川渓谷を望めます。

客室内の空調は、自分で調節できます!和室にエアコンのコントロールパネルがあります。
広縁の入口には空気清浄機もあります。
また、コンセントは、和室、ベッドルーム、広縁それぞれにあり、口数も多いので、大人数で泊まっても十分間に合うと思います。

こちらは洗面所と浴室。前室(踏込みと主室の間)の横の扉を開けるとあります。

洗面台には洗面ボウルが2つあり、歯磨きや身支度を整える時など、大変便利でした。鏡が大きいもよいです。

浴室は、浴槽と洗い場が分かれていて、結構広いです。
高齢の親がこちらの浴室を利用したのですが、広々としていて快適な上に、滑りにくい床で、手すりも付いていたので、「すごくいい!」といたく感動していました。
蛇口・シャワーからは温泉が出てくるそうです。

トイレも前室(踏込みと主室の間)の横にあります。
温水洗浄便座付きの綺麗なトイレです。
引き戸が軽いので、開けるのが楽でした。
アメニティ
アメニティはとても充実しており、美容に関心が高い人にはとても嬉しいです。


和室のクローゼットには以下のアメニティがあります。
- 「あさや」のロゴ入りビニール袋
- 香り付き足袋靴下
- タオルセット(ビニール巾着、「あさや」の文字入りタオル、歯ブラシ)
- 浴衣・帯
- 半てん
- バスタオル
「あさや」の文字入りタオルの文字は、プリントではなく刺繍で描かれていています。薄すぎず適度に厚みがあります。
足袋靴下は匂い付き。
こういうところでも、ちょっとした高級感を味わえるので良いですよね。
「あさや」のロゴ入りビニール袋は、着替えやお風呂道具を入れて大浴場に行くのに便利です。

浴衣と半てんはこんなデザインです。
なお、売店には色浴衣のレンタルコーナー(有料)がありました。「せっかくなので可愛い浴衣を着たい!」という場合は、利用するとよいです。

バスタオルは、クローゼットの中のほか、浴室の手前のカゴにも人数分用意されていました。
温泉に何回も入るので、タオルが多いのはとても助かりました。
タオル掛けも、広縁に加えこちらにもあるので、タオルの枚数が多くても乾かすのに便利でした。


洗面所には以下のアメニティがあります。
- パック
- 体を洗うタオル(ふわふわで手触りがよかった)
- シャワーキャップ
- くし(大きめで髪をとかしやすい)
- ヘアクリップ
- ヘアゴム(大浴場にもヘアゴムは用意されていました))
- マウスウォッシュ
- コットン・綿棒セット


基礎化粧品類も充実しています。
- ローション
- スタイリングウオーター
- ヘアトニック
- 化粧水と美容液
化粧水と美容液は、「エイスリープレミアムシリーズ」という、「鬼怒川温泉あさやホテル」とコスメブランド「MiMC」(エムアイエムシー)が共同開発した温泉化粧品だそう。売店でも販売していました。

浴室には次のものが用意されていました。
- シャンプー
- リンス
- ボディソープ
髪がさらさらになるリンスでした。
ナノケア用品もあります。
- ナノケアドライヤー
- ナノスチーマー
お着き菓子・お茶セット

お茶菓子は、「きぬの清流」。
「きぬの清流」は、昔から販売されている、栃木県、鬼怒川温泉の代表的なお土産の一つです。
可愛いひょうたん型の器に入っていました。

お茶類はティーパックで、次の3種類が用意されていました。
- 前茶
- ほうじ茶
- 玄米茶


冷蔵庫コーナーは、踏込の横です。
上段にあるのは、冷凍庫付き冷蔵庫です。
中段には次のものがありました。
- ウェルカムコーヒー(紙コップ式のドリップコーヒー)
- 冷水ポット(水素水)
下段の冷蔵庫は、有料の飲み物(レモンサワー、コーラ、ジンジャーエール、ハイボール、瓶ビール、ポカリスエット)が入っていました。
この冷蔵庫は「システム冷蔵庫」だそうで、「AM4:30にロックされます」と扉のところに書いてありました。
お茶類がちょっとさみしい感じがするかもしれませんが、「八番館」6階の「プレミアムラウンジ」に紅茶やコーヒー、冷たい飲み物などが用意されていますので、こちらを利用すると良いでしょう。
清潔感
お部屋は全体的に掃除が行き届いており、清潔感があって快適でした!
リニューアルされて年数がたっていないせいか、部屋の傷みもあまりないように感じました。
トイレや洗面所、お風呂もキレイです。
館内も同様に綺麗で、とても快適に過ごせました!
プレミアムラウンジ

「鬼怒川温泉あさやホテル」の「八番館」、「秀峰館貴賓室」、「秀峰館最上階眺望風呂付和洋室・雅」に宿泊する人は、「八番館」6階にある「プレミアムラウンジ」を利用できます。
利用時間は、午後2時~9時、翌日は朝6時~9時です。
専用の「プレミアムラウンジカード」で入出します。

上品にまとめられた空間です。栃木の大谷石や、栃木の伝統工芸品である「鹿沼組子」が使われているのでしょうか。
L字型のお部屋で、写真右奥にも4人くらいが座れるテーブル&イスセットがありました。
室内はそこまで広くないので、チェックイン(受付)の後などはやや混雑していました。時間帯を見計らって行くといいです。
・夜の部(午後2時~9時)のサービス内容
ホットコーヒー、アイスコーヒー、紅茶各種、レモン&ライム水が用意してありました。(写真は撮り忘れました…)

午後2時~5時は抹茶サービスもあります。
希望する人はラウンジ内の電話機でフロントへ依頼します。
抹茶もおまんじゅうも、どちらも美味しかったです。
・朝の部(午前6時~9時)のサービス内容


朝は、ホットコーヒー、麦茶、紅茶(レッドアップルティー、ジャスミン茶、ピーチティー、ローズティーなど)が用意されていました。
温泉:露天風呂と大浴場
鬼怒川温泉は、傷を癒すと昔から言い伝えられている名湯。
「鬼怒川温泉あさやホテル」では、自家源泉「子宝の湯」を所有しているそうです。
泉質は、アルカリ性単純温泉です。
空中庭園露天風呂(秀峰館)
「鬼怒川温泉あさやホテル」の温泉の目玉は何といっても「秀峰館」13階にある「空中庭園露天風呂」。
鬼怒川の山々、街並み、空を眺めながらゆったりと温泉を楽しめます。
天気が良ければ、夜は温泉につかりながら星を見ることができます。
空中庭園露天風呂は次の2つに分かれていて、宿泊当日と翌日で男女入れ替え制になっています。
- 南側:船風呂
- 北側:立湯・寝湯
営業時間は午後2時(月・火曜日は午後3時)から夜中の0時、翌朝は5時から10時までです。
画像出典:あさやホテル(https://www.asaya-hotel.co.jp/spa/)
南側の船風呂は大人気で、夜はたくさんの人がいました。静かに入りたい場合は時間帯を選んだ方がよさそうです。
湯舟は深くないので、外気に当たりながらゆっくりと夜空を眺めることができます。
立湯。画像出典:あさやホテル(https://www.asaya-hotel.co.jp/spa/)
寝湯。画像出典:あさやホテル(https://www.asaya-hotel.co.jp/spa/)
北側の立湯・寝湯も気持ちがいいです。
立湯には腰掛スペースもあり、座った状態で温泉に浸かることができます。
寝湯も広くて快適です。
個人的には、深さのある立湯(とはいえ座りながら入ってましたが)が一番よかったです。
「鬼怒川温泉あさやホテル」の温泉は源泉かけ流しではないのですが、船風呂、立湯・寝湯それぞれには、源泉かけ流しのかけ湯がありました。
お湯は柔らかく、肌当たりがとても良かったです。
かけ湯を使っている人をあまり見なかったのですが、とってももったいないです。
空中庭園露天風呂を利用する際は、ぜひ利用してみてください!
大浴場(秀峰館・八番館)
大浴場は、2つの宿泊棟それぞれにあります。1階に連絡通路があるので、2つの建物を行き来して湯めぐりを楽しむことができます。
画像出典:あさやホテル(https://www.asaya-hotel.co.jp/spa/)
(*画像は本ページの容量節約のため、4枚の画像を1枚の画像へ合成しています)
写真上段の大浴場が、女性専用風呂です。
- 左:「秀峰館」1階「紅葉の湯」。広々とした浴槽です。サウナも完備しています。
- 右:「八番館」地下1階「滝の湯」。寝湯やナノミストサウナ、シルキー風呂があります。
写真下段は、男性専用風呂です。
- 左:「秀峰館」1階「麻の湯」。広々とした浴槽です。サウナも完備しています。
- 右:「八番館」地下1階「滝の湯」(男性大浴場)。内湯や露天風呂、座湯があります。
大浴場は浴室設備も充実しています。
脱衣室には備え付けの基礎化粧品類やシャワーキャップ、ヘアゴムなど必要なものが揃っていて大変便利です。
また、それぞれの大浴場にはシャンプーバーがあります。好みのシャンプーを沢山の種類から選べるのはうれしいですよね!
ドライヤーは、美容ブランド「ReFa」と「Dyson」のドライヤーが用意されています。
貸切風呂(秀峰館)
貸切風呂は次の4つです。
- 宝珠(ほうじゅ):黒御影石の浴槽
- 宝鍵(ほうやく):岩の浴槽
- 丁子(ちょうじ):桧の浴槽
- 隠笠(かくれがさ):赤御影石の浴槽
振れば願い事が叶う打ち出の小槌をテーマにしたお風呂で、「打ち出の小槌」が湯口に置いてあります。「福を授かって帰っていただく」ということだそう。
すべて、予約制、有料です。温泉は循環式です。
食事:ブッフェ

温泉と並ぶ「鬼怒川温泉あさやホテル」の名物といえば、夕食、朝食のブッフェです。
会場は「秀峰館」8階です。夕食、朝食ともに、開始時間前から待機列ができていました。
夕食ブッフェ
夕食ブッフェでは、和洋中100種類以上のお料理を楽しむことができます。
栃木県の名産品を使ったお料理や、デザート、フルーツも充実しています。
私が宿泊した時は3月だったので、海老、カニフェア、イチゴフェアが開催されていました。
お味もそれなりにレベルが高く、満足すること間違いなしです!

オープンキッチンがあり、焼きたての国産牛ヒレステーキ、揚げたての天ぷら、窯焼きピザをいただくことができます。すきやき、カニ鍋もあります。

お寿司、津合蟹、鮎の塩焼き、お刺身、海老も大人気でした。

日光ゆばを使った煮込み料理「たぐりゆば」も美味しかったです。串揚げ、もつ煮、牛すじなどの人気メニューもありました。

サラダはもちろん、ドレッシング類も充実していました。
オーダー式のパスタ、ビーフシチューもありました。

栃木の名産品を使ったお料理などもたくさんありました。
左上:栃木名産らっきょうたまり漬け、ミックスたまり漬け
右上:栃木名産日光生ゆば、栃木県産こんにゃくを使った小鉢など
左下:地元・鬼怒川産の鯉のあらい、桜ようかん
右下:栃木県産コシヒカリ、あさやの和牛カレー

海老餃子やショーロンポーなどの中華料理や、生ハムとモッツアレラチーズ、スモークサーモン、たまご豆腐、日光湯葉豆腐、、酢の物などの小鉢類もたくさんありました。

こちらは大人気のデザートコーナー。一口サイズのケーキ、生菓子類、ソフトクリーム、ハーゲンダーツのアイスクリームなど美味しそうなデザートがたくさんあって迷います。

フルーツ、ドリンクも充実していました。イチゴが大人気でした。
写真ではアップしきれませんが、他にもたくさんのお料理がありました。
オニオンやかぼちゃなどのスープ類、ガーリックトーストやナンなどのパン類、ボタンを押すと出てくるちらし寿司や、お蕎麦もありました。
注意点は、沢山の宿泊客がいるので、会場内がそれなりにザワザワすることです。
会場奥の仕切りがあるスペースだと幾分緩和されるので、スタッフの方に席を相談してみるといいかもしれません。
「静かに食事を楽しみたい」という方はブッフェではなく、個室料亭で食事ができるプランを選ぶといいでしょう。
朝食ブッフェ
朝食ブッフェは朝7時から9時まで(9時30分クローズ)、場所は夕食と同じ「秀峰館」8階です。
朝食ブッフェでは和洋約60種のお料理を楽しむことができます。
焼き立てのワッフルやフレンチトースト、お好みの具材を選べるトッピングオムレツが人気だそう。
オリジナルの「あさや特製和牛カレー」も美味しかったです。

好みの具材をマフィンにのせて作れるエッグベネディクト、焼きたてを味わえるフレンチトースト、好きな具材を使って調理してくれるトッピング・オムレツ、ショコラデニッシュやクロワッサンなどのパン類が人気でした。

イクラや鮭、シラス、梅干しなどの漬物類を栃木県産コシヒカリに乗せ、お好みの出汁をかけていただくことができます。こちらも大人気でした。

日光たまり漬け、らっきょうのたまり漬け、栃木県の郷土料理「しもつかれ」、ゆばこうや、ゆばうどんなど、栃木県の名産品を使ったお料理を朝食でも楽しむことができます。

炉端焼きのほか、肉じゃが、里芋の田舎煮、山菜きんちゃくなど、温かいお料理も充実しています。

おからやふき味噌、大根おろしときのこドレッシング、かぼちゃやこんにゃくの煮物、きんぴらごぼう、なす味噌炒め、目玉焼きなど。

アイスクリームをはじめ、ヨーグルトやデザート類もとても充実していました。
右上:いちじく、レーズン、マンゴーなどのドライフルーツ、くるみやアーモンドなどのナッツ類など、お好みに合わせてヨーグルトにトッピングし、「ヨーグルトパフェ」をつくることができます。
右下:リンゴやオレンジなどのフルーツ。ヨーグルトは、カスピ海ヨーグルト、カスピ海ヨーグルト脂肪ゼロ、ブルガリアヨーグルトの3種ありました。体に良いアサイーソースも。

デザート類は、生菓子のほかに、焼きたてワッフルや、栃木県産とちおとめの搾りたてモンブランがありました。
ドリンクバーもあり、ジュースも種類が豊富でした。
この他、ロールキャベツ、スイートコーン、スクランブルエッグ、焼きベーコン、ハーブウインナー、ハッシュポテト、フライドポテト、から揚げ、シュウマイ、野菜炒め、納豆、味噌汁、コーンスープなど、人気メニューもたくさん!
お米はおかゆ、雑穀米もありました。
また、夕食ブッフェと同様、あさや和牛カレーもありました。
施設
「鬼怒川温泉あさやホテル」は施設がとても充実しています。お子様からご年配の方まで、快適に楽しく過ごせること間違いなしです!
売店
・おみやげ街道 麻屋


鬼怒川の名産品や栃木の限定品を豊富に取り揃えています。
「鬼怒川温泉あさやホテル」オリジナル商品(あさや特製和牛カレー、あさや特製温泉饅頭など)、「あさやホテル」とコスメブランド「MIMC(エムアイエムシー)」が共同開発した温泉化粧品「あさや化粧品 エイスリー」も販売しています。
遊ぶ
・カラオケ「Let’s go!」
個室完備のカラオケルームです。(有料)
・ゲームコーナー「ラスベガス」
UFOキャッチャーやゲーム機など、こどもから大人まで楽しめる機種が豊富にあります。(有料)
・卓球、ビリヤード
大人からお子様、おじいちゃん、おばあちゃんまで、みんな一緒に卓球・ビリヤードを楽しむことができます。(有料)
・キッズルーム「わらべ」
小さなお子様がのびのびと遊べるキッズルームです。
・占いコーナー
開運の鍵を占うことができます。鑑定士により占いの内容は異なります。(有料)
・プール
一般用と子供用のプールを備えた屋外プールです。夏季限定です。
癒し
・岩盤浴
秋田県玉川温泉の湯の花を焼結したセラミックボールを敷き詰めた、本格的な岩盤浴を楽しむことができます。予約制です(有料)。
・その他
「クイック・マッサージ リフレ」、「整体ボディ・ケア」などのサービスもあります(有料)。
図書館 あさやライブラリー

日光・鬼怒川の郷土書物や文庫、雑誌、児童書などを取り揃えています。「鬼怒川温泉あさやホテル」の歴史を物語る展示品を見ることもできます。
周辺観光
・鬼怒楯岩大吊橋(きぬたていわおおつりばし)
鬼怒川温泉街の南部と名勝「楯岩」を結ぶ、全長約140メートルの歩行者専用吊橋。高さは約40メートルあり、橋上からは、大岩を縫うように流れる鬼怒川の急流や緑豊かな山々を眺めることができます。
ホテルから車で約6分です。
・鬼怒川温泉ロープウェイ
鬼怒川温泉山麓駅から丸山山頂まで、標高差300メートルを約4分で昇るロープウェイです。眼下には鬼怒川の温泉街や渓谷が広がります。山頂展望台からは、那須山系の鶏頂山が見えます。山頂には「おさるの山」があり、猿に餌をあげることもできます。
ホテルから車で約2分です。
・鬼怒川ライン下り
船頭さんの巧みな櫂(かい)さばきで、楯岩・ゴリラ岩など数々の奇岩・怪石を眺めながらスリルたっぷりに鬼怒川を下ります。乗船時間は約30分です。下船場からは無料シャトルバスで戻ります(約30分)。
ホテルから乗船場まで車で約7分です。乗船場と駐車場は住所が異なるので注意。
・龍王峡(りゅうおうきょう)
今から2,200万年昔、海底火山の活動によって噴出した火山岩が、鬼怒川の流れによって侵食され、現在のような景観になったといわれる「龍王峡」。まるで龍がのたうつような姿を思わせる圧巻の景色は、鬼怒川温泉と川治温泉の間、約3キロに渡ります。上流にある川治温泉からは起伏の少ない遊歩道が整備されており、約7キロメートル(3〜4時間程度)の行程を歩くことができます。
・江戸ワンダーランド 日光江戸村
江戸時代の文化を肌で体感できる歴史テーマパーク。広大な敷地には、街道、宿場、商家街、忍者の里、武家屋敷など実物さながらの町並みが再現されています。忍者ショーや花魁が見られる若松屋など、お芝居が見られる4つの劇場、歴史や文化を学ぶことができる展示館、ここでしか味わえないお食事などがあります。
ホテルから車で約10分です。
・おさるランド 日光さる軍団(おさるランド&アニタウン)
おさるさんと芸人たちが繰り広げる面白くてかわいいコントや曲芸などを楽しむことができます。
ホテルから車で約15分です。
・東武ワールドスクウェア
世界各国の有名建築物を25分の1のサイズで精巧に再現したテーマパークです。ユネスコの世界文化遺産に登録されている建築物も展示されています。
ホテルから車で約8分です。
まとめ
「鬼怒川温泉あさやホテル」は、空中庭園露天風呂をはじめとした温泉施設、和洋中たくさんのお料理を楽しめるブッフェ、売店やアミューズメント施設などがとても充実しています。
「八番館ベッド付き和室」は上品な和洋室で、アメニティも充実しています。清潔感もあり快適な滞在となること間違いなしです!
また、「プレミアムラウンジ」も利用できて、とってもお得です!
ぜひ一度、泊まってみてください!