豊洲市場にある大人気店「寿司大」。
事前予約不可なため、当日直接お店に行って受付をしなければならないのですが、朝かなり早い時間から行列ができることでも有名です。
今回は、4月のある月曜日、夜明け前から並んで一回転目で入店できた筆者が、その時の対策や待ち時間、食べたお寿司をレポートします。
この記事はこんな人におすすめ!
- 平日の「寿司大」の待ち時間を知りたい人
- 「寿司大」には何時から並んだ方がいいのか知りたい人
- 「寿司大」のおまかせコースの内容を知りたい人
どんなお店?
「寿司大」は、豊洲市場で一番繁盛していると言っても過言ではないくらいの人気店です。
新鮮な魚介類を使用した江戸前寿司をいただくことができます。
豊洲市場の飲食エリアは、青果棟(5街区)、水産仲卸売場棟(6街区)、管理施設棟(7街区)の3つのエリアに分かれています。
「寿司大」は、水産仲卸売場棟(6街区)にあります。
ゆりかもめ市場前駅から徒歩3分です。
以前は築地市場にありましたが、2018年に豊洲市場へ移転してきたそうです。

こちらがお店の入口です。
営業日時は、開市日の朝6時~午後2時(入店は午後1時30分まで)です。

ミシュランガイドにも掲載されたことがあるそうです。
何時に並ぶ?月曜日の一回転目に入るための作戦
結論から言いますと、お店まで徒歩圏内のホテルに前泊し、当日は朝3時に受付待ちの待機場所に着くように行きました。
以下、作戦の詳細です。
情報収集
お店の開店は朝6時。
当日は日中に予定があるため、できることなら一回転目で食べたい…!
ということで、作戦を立てました!
まずネットで情報収集。グーグルマップの口コミも参考にしました。
まとめると…
- お店は、カウンター18席
- 午前3時~4時(できれば3時半まで)に着けば一回転目で入れる可能性が高い
- 午前5時頃だと15~20人くらい並んでいる可能性が高い
- 「ゆりかもめ」の始発(市場前駅午前5時15分頃着)に合わせて来る人が多い
- 外国人客も多いので、平日だから空いているということはない
仕上げに、行く予定の日が間違いなく営業しているかの確認も兼ね、直接お店に電話しました。
お店の方によると…
- 受付は午前5時から(開店は6時)
- 2人くらいの場合は、受付の時は代表者1人でもよい(全員で並ぶ必要はない)
- 早い人で午前3時台から並んでいる
- 確実に最初のターンで食べたいなら午前3時台に並ぶ方がよいかも
以上を考慮した結果、一回転目で入る可能性を高めるために、午前3時着で行くことに決定しました!
近くのホテルに宿泊
目標は午前3時着。自家用車は使用しない。
さらに、時は4月で、午前3時頃はまだ真っ暗なため、夜道を一人で歩くには不安。
ということで、豊洲市場まで徒歩数分で行けるホテルに宿泊することにしました!
豊洲市場の近くだと次のホテルがあります。
- ホテルJALシティ東京 豊洲
- ラビスタ東京ベイ
- 東京豊洲 万葉倶楽部
これらの中では、「ホテルJALシティ東京 豊洲」が一番手頃な価格だったので、こちらのホテルに宿泊することにしました。
空室検索は下のリンクから。↓ ↓ ↓
6街区までのルートと受付待ちで並ぶ場所を確認
豊洲市場に行くのは初めてだったので、前日の夕方に、宿泊する「ホテルJALシティ東京 豊洲」から、水産仲卸売場棟(6街区)までのルートを確認しました。

なお、水産仲卸売場棟(6街区)の入口は夜間閉まっています。
受付の待機列の先頭は、「加工パッケージ棟」の少し先(写真右側の右矢印の方向)、6街区飲食エリアの入口(写真の通路の突き当り)の手前にあるとのことだったので、現地で場所を確認しました。
最後に、飲食エリアの中に入り、寿司大の場所を確認してきました。
当日の実際の待ち状況と受付
当日は、予定より少し早い、午前2時45分にホテルを出ました。
街灯が多く、トラックなども頻繁に行き交っていたので、さほど暗くは感じませんでした。
ゆりかもめが動いていない時間帯なので、2階の駅改札へ続く階段・エレベーター通路のシャッターは閉まっているところがあります。
24時間オープンの階段を使って遊歩道の2階に上がりました。

こちらは水産仲卸売場棟(6街区)の少し手前。(加工パッケージ棟が右側です。)
この通路の奥が入場待ちの待機場所です。暗いですね…。
3時前だし、まだ誰も並んでないだろうと思いながら歩いていたら、なんとなく人影が…。

午前2時53分、入場待ちで並ぶ場所に到着しました!
なんと、既に1組並んでいました!!やはり寿司大のために来たそうです。
意気込んで午前3時に来たものの、それ以降は、しばらくお客さんのような人が来る気配がありません。
午前3時50頃、外国人旅行者が一人やってきました。宿泊先の渋谷からタクシーで来たそうで、やはり寿司大狙いだそうです。
その後ぽつぽつと人が増え始め、午前4時30分頃には20人くらいは並んでいました。

午前4時57分頃。開場の少し前です。だいぶ人が並んでいます。外国人が多いです。

午前5時です。
警備員さんが「はい、どうぞ~」と言って入場を許可してくれます。

建物の入口の方に、お迎えに来た寿司大の方がいらっしゃいました。
店員の方は、列を建物入口の手前で一旦停止させ、寿司大のお客さんかどうかを確認しつつ列を整えてから、店舗まで案内してくれました。
列に並んでいたのは、寿司大で食べるために来た人がほとんどでした。

こちらが飲食店舗の入口です。

寿司大の店舗の前で受付をします。開店前なのでシャッターは閉まっています。
人数と希望時間、希望のメニューを告げます。
頑張った(?)甲斐あって、一回転目の6時から予約を取ることができました!!!

自分の受付が終わったあと改めて見てみると、こんなに沢山の人が…。まだ朝の5時ちょっと過ぎなのに。さすが豊洲の人気店です。
午前6時まで少し時間があったので、ホテルに戻りしばし休憩。
さすがに早起きが過ぎたので、ホテルの部屋で横になって休めてよかったです。
ついに入店!おまかせコースでお寿司をいただく

朝6時、カウンターの一番奥の席に通していただきました。

職人さんたちは明るく、よく声をかけてくれます。おかげさまで、初めてでもあまり緊張することなく、美味しくお寿司をいただくことができました!
おまかせコースの内容(4月)は次のとおりです(出てきた順からご紹介します)。

まずは卵焼き。甘みがあり、出汁が効いていてとてもやさしい味です。

みそ汁。こちらもホッとするお味。

伊豆下田の本マグロです。

マダイです。お塩とすだちがかかっています。

こちらはアジ。

タチウオです。皮目を炙っているそう。

カジキマグロです。

アワビです。

クロダイの昆布締めです。

ホタルイカです。

ブリ。漬けてあります。

巻物です。

最後はアラカルト。メニューから好きなお寿司を一つ注文することができます。
ウニ、車エビ、ボタン海老は追加料金がかかります。

私は、ウニを選びました。
以上がおまかせコースです。
<追加注文>
おまかせコースのほか、次のものを追加で頂きました。

ボタン海老です。

こちらは、ボタン海老の頭。カリカリして美味しいです。

穴子です。

エンガワ。しょう油漬けです。

こちらもエンガワです。塩がついてます。
どのお寿司も、ネタが大きく、新鮮で、とても美味しかったです!
夜明け前から並んだ甲斐がありました!
(正確なお値段は忘れてしまったのですが、おまかせコース×2人分、追加で何貫か注文し、2人で税込み1万5千円弱でした。おまかせコースは1人5500円くらいだったと思います。アルコール、ドリンク類は注文していません)
まとめ
豊洲の大人気店「寿司大」。
平日、月曜日の一回転目で入店するために、徒歩数分で行ける「ホテルJALシティ東京 豊洲」(そのときの宿泊記はこちら)に前泊し、事前にルートと待機場所を確認しました。
当日は午前3時から待機列に並び、見事一回転目で入店することができました!
「寿司大」には初めて行きましたが、鮮度抜群で、絶妙な具合に味付けされたお寿司は本当に美味しかったです。
職人さんの方から気さくに話しかけてくださり雰囲気も申し分なかったです。
是非行ってみてください!