山形県天童市にある「ほほえみの空湯舟つるや」は、多様な種類の客室や源泉かけ流し温泉がある、全館畳敷きの和風宿です。館内には至る所に鶴があしらわれていて縁起が良く、お祝い事にもぴったりのお宿です。
今回は、こちらの「源泉かけ流し半露天風呂付き和洋室【星】」に宿泊した筆者が、夕食と朝食を徹底レビューします!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 「ほほえみの空湯舟つるや」の夕食、朝食について知りたい人
- 山形県や天童市で、食事の美味しい宿を探している人
- 山形県や天童市で、個室食ができる宿を探している人
なお、「ほほえみの空湯舟つるや」の概要や施設、客室「源泉かけ流し半露天風呂付き和洋室【星】」の詳細については別で書いていますので、下記の記事( ↓ ↓ ↓ )をご覧ください。
天童市【ほほえみの空湯舟つるや】全館畳敷き×源泉かけ流しの宿<宿泊記ブログ>
お勧めする理由
早速ですが、結論から言います!
「ほほえみの空湯舟つるや」での夕食・朝食をお勧めする理由
- 夕食・朝食ともに、どれを食べても美味しい!
- 山形の食材を使った料理を楽しめる!
- 露天風呂付客室に泊まると個室での食事になる!人目を気にせず静かに食事ができる!
- 鶴や亀のデザインの食器や飾りが使われていて縁起が良く、お祝い事にもぴったり!
宿の概要
「ほほえみの空湯舟つるや」は、山形県天童市にある温泉宿です。
館内は大浴場を含め全館畳敷きで、日本庭園を取り囲む回廊の造りになっています。
館内では、いたる所に鶴があしらわれていて縁起が良いです。
また、「天童木工」の名作家具もたくさん置いてあります。
客室の種類も豊富で、自分のニーズに合った客室を選ぶことができます。
食事の概要
「ほほえみの空湯舟つるや」では、山形の豊かな大地で育った野菜や果物、山菜、魚介類、山形牛などを使ったお料理を楽しむことができます。
また、夕食と朝食ではお米の銘柄やお箸が異なっているなど、常に新しい体験ができる工夫がされています。
夕朝食の場所は、客室によって異なります。
プライベートダイニング付きの露天風呂付客室の宿泊者は、そちらのダイニングでの食事となります。
ダイニング付きでない露天風呂付客室の宿泊者は、個室会食場を利用できます。
そのほかの客室の宿泊者は、お食事処での食事になります。
館内には個室会食場、小宴会場などお食事処がいくつかあり、人数に合わせて用意してくださいます。
お食事処は、各会場とも落ち着いた雰囲気のやさしい空間づくりに工夫を凝らしているそうです。


今回私たちは、「【星】源泉かけ流し半露天風呂付き和洋室」に宿泊したので、個室会食場「夕鶴」でのお食事でした。
日本庭園を望む綺麗な会場で、プライベート感もあり、とてもよかったです。
夕食
「ほほえみの空湯舟つるや」での夕食の開始時間は、午後6時、6時30分、7時のいずれかから選べます。

こちらが個室会食場「夕鶴」の中。最初のセットが用意されています。

夕食の献立です。

「前菜」が乗った盆の上に宿のカードがあり、その裏側に献立が書いてありました。
夕食時のお箸は凹凸がある細いお箸で、とても持ちやすかったです。箸置きは将棋の駒の形をしています。どちらも売店で売っていました。

カードの裏にはもう一つお料理があります。

朱色のお盆の左手前にあるのは「先付け」の「山形の冷汁」です。
「冷汁」という名から汁物を想像しますが、実は季節の野菜と冷たいだし汁(浸し汁)を合わせて仕上げるおひたし料理で、山形の郷土料理らしいです。
ほうれん草の下に歯ごたえのあるものが入っていました(何かは分からず…)。

「前菜」です。真ん中にきれいな鶴の飾りがあります。何だかめでたい気分になってきます。

「前菜」の手前は「菊二種 長芋 いくら 螺」(螺はツブ貝)。長芋に黄色と紫色の菊が絡まっていて見た目も綺麗で、美味しかったです。
松ぼっくりのような器に入っていて、蓋の内側も金色でした。

「前菜」のうち松をモチーフにした器に乗っているものは、左から「秋刀魚西京焼き」、「松茸コロッケ あけがらし」、「牛すじ煮凝り」です。
「秋刀魚西京焼き」はくるくる丸まっています。
「あけがらし」は「松茸コロッケ」の上に乗っているものです。おそらく、山形県の醤油屋さん「山一醤油製造所」に伝わる伝統的な食品で、仕込み芥子に麻の実などをあしらった自然食らしいです。
「牛すじ煮凝り」は、しっかりと牛の味がします。

「前菜」の「だだちゃ豆豆腐 ココナッツソース」。ココナッツの甘みとコクが濃厚で、だだちゃ豆の豆腐とよく合っていました。

「温物」は「空湯船特製 南瓜万頭揚げ 粒そばなめこあん 山葵」。

南瓜万頭揚げはもちもちしていて、自然な甘みが感じられます。上に乗っているのは山葵です。

「造里」は「海の幸にて 妻一式」。

実は今回の夕食の中で、この「造里」が一番美味しかったです!
お魚は宮城県産で、左が秋の脂の乗った「もみじ鯛」、右が「ブリ」です。手前には山葵と、ポン酢をからめた青のりが添えてあります。
お宿は山形にありますが、宮城県の港の方が近いためより新鮮な魚を入手できるのだそう。
ブリは表面が炙ってあり、たたきのようでした。
鮮度や手の加え方でお造りでもこんなに美味しくなるんだな~と感心した一品でした。また食べたいです。

こちらはメインの「山形牛」。「山形牛すき鍋 白菜 豆腐 玉葱 ニラ 榎木 卵」です。

山形牛は肉質がきめ細かく、その美味しさの秘密は深い味わいとまろやかな脂質にあるとのこと。実際、めちゃくちゃ柔らかくて、味わい深かったです。つゆも美味しくて、いくらでも食べられそうでした。


「蒸し物」は「秋鮭深山蒸し 帆立 湯葉 菊 芹 みぞれあん」です。かわいい黄色い器に入っていました。
鮭は柔らかかったです。湯葉は鮭の下にあります。菊は黄色と紫色の2食で、歯ごたえがありました。上に柚子も散らしてありました。

こちらは「香の物」、「椀物」、「食事」。
「香の物」は「お漬物二点盛り」です。
「椀物」は「山形郷土料理 いも煮汁」です。里芋、牛肉、こんにゃく、ゴボウなど具がたくさん入っています。汁は醤油ベースですが、甘めの味でした。
「食事」は山形県のお米、「はえぬき」です。つやつやしていて美味しかったです。

「山形郷土料理 いも煮汁」に使われているいもは「甚五右ヱ門芋(じんごえもんいも)」で、いも煮に合うそうです。3~4個入っていました。

「ほほえみの空湯舟つるや」の宿名にちなみ、ご飯茶碗にも鶴がいます。こちらも売店で売っていました。

最後は「甘味」。「おたのしみ」と献立に書いてありましたが、登場したのは「ミルクティーのアイス」と「ラ・フランスのコンポート」、「ほうじ茶」でした。「ほうじ茶」の器の底にも鶴がいます。

「ミルクティーのアイス」はさっぱりと美味しいお味でした。
「ラ・フランスのコンポート」は上にマロンクリームと栗の渋皮煮が乗っています。クリームはマロンの味がしっかりしていて美味しかったです。
朝食
「ほほえみの空湯舟つるや」の朝食は、山形の旬の食材を使用した郷土料理が中心の、和定食です。
食事の開始時間は、7時30分、8時、8時30分のいずれかから選べます。


会場は夕食に引き続き「舞鶴」です。
残念ながら献立はありませんでしたが、お料理の説明は丁寧にしてくださいました。

こちらが最初のセットです。

朝食では、お箸は竹製のもので、箸置きはサクランボのデザインのものでした。どちらも売店で売っています。

席に着くと、ご飯、味噌汁、納豆、ほうじ茶を持ってきてくれました。これらと、食後に出てくるコーヒーで朝食は全部です。
以下、詳しくご紹介します。

中央の銀のトレーに、おしゃれな食器に盛り付けられたお料理が並んでいます。


アフタヌーンティーで使われるハイティースタンドのようなものの上段には卵焼き、下段には焼き鮭があります。
くるくると何層かに巻かれたやや甘めの卵焼きは、中がふわっとしていてとても美味しかったです。
お皿は人によって異なっていて、目でも楽しめました。お皿も売店で売っていました。

こちらはネギトロ。醤油をかけて頂きます。

こちらはかわいい鶴と亀の器に乗っているお品。鶴の器には小松菜、亀の器の手前には麴味噌、奥にはちりめんじゃこが乗っています。
残念ながら鶴亀の器は売店で売っていませんでした…。

こちらは玉こんにゃく、がんもどき、凍み大根、山クラゲの煮物。よく味が染みていて美味しかったです。

こちらはお麩で作った蕎麦。冷製で、出汁が効いていて美味しかったです。
お麩を使っているせいか、麺は固めです。揚げ玉とネギが入っています。

鍋は、豆腐、ネギ、エノキ、水菜、タラの魚が入っていました。ポン酢、薬味と一緒に頂きます。

納豆は「夢工房」障がいサービス事業所の利用者さんが手作りしたものです。大粒でした。

山形の「だし」です。こちらも山形の郷土料理で、きゅうりやなすなどの夏野菜と青じそやみょうがなどの香味野菜を刻んで和え、味付けしたものです。ご飯に乗せたり、納豆と混ぜたりして食べます。

お漬物と梅干です。

ご飯は山形県のお米、「はえぬき」です。右側はお麩とあおさの味噌汁です。
お麩は噛み応えがありました。
こちらのお麩は、宿から車で30分くらいのところにある、江戸時代から麩づくりが盛んな東根市で作られたものだそう。

リンゴジュースは山形産ではなく、普通のものでした。

デザートは、マンゴーソースのヨーグルトと、パイナップルです。ヨーグルトは甘くてさらさらしたタイプのものでした。

最後にコーヒーを頂きました。

朝食で出てきたものの一部は、説明書きが用意されていました。
「若松のご縁しそ」は醤油などの調味料トレーに置いてありました(最後まで気づかず…)。
朝から美味しいお料理を頂けて大満足でした!飾り付けも綺麗で、目でも楽しめました!
まとめ
「ほほえみの空湯舟つるや」の夕食・朝食は、どれを食べても本当に美味しかったです!
今回は露天風呂付きの客室に泊まったため、個室で食事を頂きました。中庭を眺めながら、落ち着いた雰囲気のお部屋でゆったりと食事を楽しむことができ、とても良かったです。
食器や飾りにも鶴や亀をモチーフにしたものがあり、お祝いにもぴったりです!
「ほほえみの空湯舟つるや」に宿泊する際は、夕食・朝食付きのプランをお勧めします!
*「ほほえみの空湯舟つるや」の概要や施設、客室「源泉かけ流し半露天風呂付き和洋室【星】」については下記の記事( ↓ ↓ ↓ )をご覧ください。