静岡県河津町にある天城温泉「モダン宿坊 禅の湯」。源泉かけ流し温泉と野菜を中心とした夕食・朝食が評判の、宿坊型のお宿です。
今回は、こちらの「和み禅」(8畳南向きツイン)のお部屋に実際に宿泊した筆者が、お宿の詳細をレビューします!
この記事は以下のような人におすすめ!
- 「禅の湯」が良さそうだけど、実際どうなんだろうと迷っている人
- 「禅の湯」の「和み禅」(8畳南向きツイン)のお部屋を詳しく知りたい人
- 河津で、源泉かけ流し温泉の宿を探している人
- 体に良い夕食・朝食を頂ける宿を探している人
お勧めする理由
早速ですが、結論から言います!
「禅の湯」をお勧めする理由
- 宿坊型の宿泊施設なので、日常を離れて静かにリラックスできる!
- 温泉は源泉かけ流し!飲泉も可能!岩盤浴や貸切風呂もある!
- 夕食・朝食は野菜を中心としたヘルシーな料理!
- 宿坊だけど伊豆の旬のお魚やお肉も食べられる!
- お部屋はナチュラルな雰囲気でリラックスできる上に、清潔感もある!
「和み禅」(8畳南向きツイン)のお部屋をお勧めする理由
- ベッドがある!
- 南向きで日当たりがよい!
宿の概要
どんな宿?

「禅の湯」は静岡県賀茂郡河津町にある宿坊型温泉宿です。「曹洞宗 慈眼院」(じげんいん)の敷地内にあり、お寺関係者が運営しています。
「伊豆にお越し頂いたお客様に 良質の温泉と伊豆の美味しい食材を楽しんで頂き、ほんの少し禅やお寺を身近に感じて頂ければ」という思いで運営しているそうです。
なので、お寺ですが精進料理ではなく、伊豆の旬を感じることのできる季節のお料理を軸に、金目鯛、地魚、ジビエなどのオプションメニューも用意されています。
「禅の湯」では、座禅体験やヨガ、スピリチャルカウンセリング、リトリート、足つぼマッサージ、お水取りなどのアクティビティも行っています。(詳細は公式HP)
アクセス
「禅の湯」は、ループ橋(河津七滝の近く)という円を描く橋から車で3分ほどのところにあります。

目の前には国道414号が走ります。

宿からは「伊豆縦貫自動車道」の橋が見えます。
・車で来る場合
沼津ICから河津町へは、約60km(約1時間30分)です。
厚木ICから河津町へは、約113km(約2時間30分)です。
・電車で来る場合
最寄り駅は、「河津駅」(伊豆急)です。
東京からは「伊豆の踊り子号」で乗り換えなしで来ることができます(2時間40分)。
東海道新幹線、JR東海道線を利用する場合、JR熱海駅で乗り換え、河津駅まで行きます。
駅からはバス、またはタクシーになります。
バスは、東海バス「03系統 河津七滝/修善寺駅/八丁池口」行きのいずれかです(約16分)。「慈眼院(じげんいん)前」で下車すると、目の前が「禅の湯」です。
建物のつくり

宿泊施設はお寺のすぐ横です。

こちらが玄関です。

玄関の手前はお庭になっています。

ブランコもあります。

玄関を入ると左にフロントがあります。その向い側はソファセットがあるロビーになっています。
テーブルには新聞が置いてありました。
写真には写っていませんが、フロントとソファの間を奥へ抜けると2階へつながる階段があります。

階段を背にロビー・フロントを見たところです(右奥が玄関)。

玄関の正面、右側に大浴場(男女別で、入れ替えなし)、突き当りに貸切風呂があります。
一階は、ガラス張りの中庭を囲むような構造になっています。

中庭を挟んで食堂と大浴場が向かい合っています。

1階には共有トイレがあります(写真真ん中あたりのドアが閉まっているところ)。

トイレの横は、製氷機、自販機、洗濯機(洗剤は備え付け)、乾燥機があるスペースです。
客室の種類
「禅の湯」の客室は、全室畳です。
宿坊スタイルなので、仲居さんのような方が部屋に入ってくることはなく、布団も自分のペースで敷くことができます(和洋室、ツインを除く)。
| 客室名 | 定員 | 部屋タイプ | 広さ | 部屋の向き | 特徴 |
|---|---|---|---|---|---|
| 悠然de禅 | 2~3名 | 和洋室 | 6畳のベッドスペース / 和室3畳 | 南 | ソファがある。天城山の麓の緑の山々を望む。 |
| ゆったり禅 | 2~3名 | 和室 | 10畳 | 南 | ソファがある。天城山の麓の緑の山々を望む。 |
| ほっこり禅 | 3名 | 和室 | 8畳 | 南 | 天城山の麓の緑の山々を望む。 |
| 和み禅 | 2名 | ツイン | 8畳 | 南 | デスクあり。天城山の麓の緑の山々を望む。 |
| 安らぎ禅 | 2名 | ツイン | 9畳 | 北 | 山側なため眺望なし。デスクあり。 |
どのお部屋にもトイレ、空気清浄機能付きエアコン、TVがあります。
Wi-Fiは全館無料で使えます。
朝の光で自然に目覚め、体内時計をリセットするために、お部屋のカーテンは遮光ではなく、あえて簾にしているそう。
宿坊なので、夜11時以降は廊下などの明かりが消灯になります。
チェックイン・チェックアウト
チェックインは午後3時から、チェックアウトは午前10時までです。
ドリンクサービス


2階客室の通路にドリンク・お菓子コーナーがあります。
トレーも用意されているので、お部屋に持って行って飲むのに便利です。

次の飲み物が用意されています。
- 温泉水
- 麦茶
- 温珈琲
- 冷珈琲
珈琲も温泉で淹れたものです。

引き出しの中には次のものがあります。
- 煎茶
- ほうじ茶
- 玄米茶
- ミルク、シュガー、シロップ、マドラー

おせんべいやお菓子もありました。
なお、「禅の湯」では天然地下水を利用しているため、蛇口から出る水は飲むことができます。
客室:和み禅(8畳南向きツイン)
ナチュラルな雰囲気のお部屋
今回は「禅の湯」の「和み禅」(8畳南向きツイン)に宿泊。定員2名で、デスクもあります。
一人旅やビジネス旅行の方に人気のお部屋だそう。

客室前の廊下です。木材を使用したナチュラルな雰囲気の空間です。
スリッパは無いので素足か靴下で歩きます。

部屋の入口から奥の方を見たところです。
主室の手前に正方形の小さなスペースがあり、その左手にトイレがあります。
正方形の小さなスペースは、主室とトイレの床よりも一段低くなっています。夜中にトイレに行くときなどは注意が必要です。

こちらが主室です。


畳にベッドというスタイルです。
両方のベッドの横にはサイドテーブルがあります。ライト、コンセントもあります。

ベッドの足元の方にはテレビがあります。
部屋の入口を入ってすぐのところには、縦長の大きな鏡があります。

簾(ブラインド)を下ろすとこんな感じです。
「客室の種類」のところでも言及したように、朝の光で自然に目覚め体内時計をリセットするために、お部屋のカーテンは遮光ではなく、あえて簾にしているそうです。

主室と部屋の入口の間にある戸を閉めるとこんな雰囲気です。戸は軽いので、開け閉めがしやすかったです。


シンプルなデスクとイスが窓際に置いてあります。荷物の整理をするのにも便利でした。

洗面台は主室の隅にあります。鏡も窓際にあるので、朝、身支度をするのに明るくて便利でした。
大きめのタオル掛けやゴミ箱もあります。

洗面台は丸くて深みのあるタイプのもので、水が周りにはねにくかったです。
ハンド・フェイス・シェービングに使えるフォームソープやコップ、お手拭き用のタオル、ティッシュも用意されていました。


洗面台の下には、急須や湯飲み、セーフティーボックス、コンセント、電気ポット、ミラーガラスの冷蔵庫がありました。

冷蔵庫には冷凍機能はありません。

クローゼットは部屋の入口側のベッドの横にあります。
バスタオルなどのアメニティ類もこちらに入っています。

トイレは明るく清潔です。温水洗浄便座です。お手拭きペーパーや専用スリッパもあります。
部屋からの景色


部屋から見える景色です。里山の風景です。
アメニティ・備品
宿坊なので、アメニティ類は必要最低限になります。


お部屋に用意されているものは次のとおりです。
- 岩盤浴用のバスタオルとパレオ
- バスタオル
- フェイスタオル
- 足袋
- お風呂に行く用のメッシュバック
- 作務衣(館内着・パジャマとして)

足袋は「よもぎ足袋」で、いい匂いがしました。

パレオは薄手で、体にくるくると巻き付け、上の方をボタンで留めます。

そのほかは、階段の横にあるアメニティコーナーから必要なものを持ってゆくピックアップスタイルです。

次のものがありました。
- 歯ブラシ
- ボディタオル
- くし
- ヘアキャップ
- カミソリ
- バニティキット(コットン・綿棒)
- ヘアゴム

次のアイテムも替え用として用意されていました。
- 作務衣
- バスタオル
- フェイスタオル
- 岩盤浴用のバスタオルとパレオ
バスタオル類は濡れたら交換し、新しいものを使ってよいそうです。
使用済みのタオルを入れるボックスは脱衣所にあります。
清潔感
宿坊型の宿というだけあり、お部屋や館内はよく清掃がされていて、清潔感がありました。
快適に過ごすことができました!
温泉
「禅の湯」の温泉は、自家源泉の天然掛け流しです!
湯量が豊富なため、加水、加温、循環、消毒はしていません!
しかも、こちらのお湯は、飲用が許されている飲泉です。
泉質は、カルシウム・ナトリウム・硫酸塩温泉(低張性・アルカリ性・高温泉 )です。
PH値は9.0で、慢性皮膚炎によく効くそうです(かぶれや虫さされ、皮膚の炎症など)。
大浴場の利用時間は午後3時~11時、翌朝5時~9時です。夜11時~朝5時は、清掃のため入浴できません。
男性用大浴場。画像出典:禅の湯(https://zen-no-yu.com/spa)
女性用露天風呂。画像出典:禅の湯(https://zen-no-yu.com/spa)
お風呂は、内風呂と露天風呂があります。
女性用の内風呂は小さなお庭が見えるガラス張りですが、ちょうど桜が咲いていました(宿泊したのは1月下旬)。
洗い場は7つと、お風呂の規模にしては多めかと思います。
露天風呂は屋根付きです。夜、晴れていたので星が見えました。
岩盤浴「石の湯」。画像出典:禅の湯(https://zen-no-yu.com/spa)
男湯、女湯それぞれに岩盤浴「石の湯」が隣接しています。
温泉母岩やトルマリン、深成岩、噴出岩、無機ゲルマニウムなどを バランスよく敷きつめた敷石サウナです(水風呂はありません)。
マイナスイオンと遠赤外線で、リラックス効果が期待できます!
露天風呂のところにデッキチェアやイスも用意されているので、のぼせそうになったら一休みできます。
貸切風呂。画像出典:禅の湯(https://zen-no-yu.com/spa)
貸切風呂の利用時間は午後3時~11時で、予約制、無料です。45分間利用できました。
大浴場とその脱衣室、貸切風呂ともに次のものが用意されています。
- シャンプー
- コンディショナー
- ボディーソープ
- メイク落とし
- 洗顔料
- 化粧水
- 乳液
- ハンドソープ
- 綿棒
- ドライヤー
シャンプーや基礎化粧品類はポーラの製品でした。
脱衣室。画像出典:禅の湯(https://zen-no-yu.com/spa)
脱衣室のロッカーは鍵付きなので安心です。お水も用意されています。
総じて、温泉の満足度は高かったです!
食事

お食事処は1階です。

個室っぽいところもあるようです。
夕食
夕食は午後6時からです。
メニューの内容は季節によって変わるそうです。
また、「金目鯛のしゃぶしゃぶ」や「伊勢海老あわびグリル」などのオプションメニューがあり、夕食に追加することができます。

こちらが今回の夕食です。

前菜は、真ん中があん肝。その右から時計周りに、野菜スティック(人参、大根、きゅうり、セロリ)、茹でた里芋、蓮根とさつまいものチップ、カブ、自家製味噌です。
蓮根とさつまいもは揚げてあり、パリパリとして美味しかったです。
カブはやや酸っぱいタレで味付けされていました。
味噌は多分何かが混ざっていて、独特の深みのある味でした。

鴨肉のお鍋です。ネギ、舞茸、豆腐も入っています。
お肉は柔らかくて臭みもなく、美味しく頂けました。

お刺身は鯛と鮪です。

こちらは鹿のテリーヌ。地元で採れた鹿だそう。くるみが入っています。
意外と(?)美味しかったです。

山葵の葉、しし唐、しいたけ、かぼちゃの天ぷらです。衣がサクサクしていて美味しかったです。梅塩を付けて頂きました。
山葵の葉は辛くありません。

ごはん、お味噌汁、お漬物です。
味噌汁には大根、ネギ、油揚げ、わかめが入っていました。
キャベツ、人参、きゅうりの漬物は実家で食べるような懐かしい味でした。

最後はデザート。クレームダンジュにパイナップルのジャムです。
これが絶品でした!!
とても健康的な夕食で、量もちょうどよかったです。
朝食
朝食は朝7時30分、または8時30分から選べます。
メニューは、「おばあちゃん家の朝食」をイメージしたものだそう。
朝食では、「天城の生わさび丼」をオプションで追加することもできます。

今回の朝食です。
小鉢に焼き魚、ご飯、味噌汁、納豆、お漬物というメニューです。ご飯はお替り自由です。

小鉢は、真ん中がサラダ(ポテト、レタス、トマト)、その右横から時計回りに、温泉卵、刺身こんにゃく、ネギトロ、地海苔(じのり)、かぼちゃの煮物、ひじきの煮物です。
ネギトロと地海苔はご飯にのせて食べます。どちらも美味しかったです!
ちなみに私はジャガイモがあまり好きではないのですが、ここのポテトサラダは美味しく感じました。

お魚はアジの干物です。席に着いてから火を入れてくれるので、温かいまま頂くことができました!

緑茶のおかわりや麦茶はセルフサービスです。テーブルの下にあるのは、寒さ対策用のブランケットです。
栄養満点で健康的な朝食でした!
まとめ
「禅の湯」は、全体がナチュラルな雰囲気で、とても落ち着くお宿でした。
温泉は源泉かけ流しで、露天風呂や岩盤浴もあり最高でした。
お食事もヘルシーで、体を休めるのにぴったりな環境が揃っています。
お勧めのお宿ですので、ぜひ泊まってみてください!